熱中時間 鉄分補給スペシャル2009 出演裏話

まさかの打診

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まさかの打診

熱中時間????

 ある夏の暑い日、私の元に一通のメールが届いた。熱中時間という番組を製作してる会社の方からで、なんでも私のやってる事がスゴイと言う事のようだった。私自身は自分のやってる事を客観的に見てスゴイとあまり思ってなかっただけにこのメールに少し戸惑いを感じていた。
 更に戸惑ったのは「熱中時間」という番組だ。これはスタッフの方にも暴露してるから良いだろう。実は私は熱中時間という番組を一度たりとも見たことが無かったのだ。(ヲイヲイ・・・)
 ただ、昨年の鉄分補給スペシャル3というのはたぶん見ていて、メールをもらった後にNHKの熱中時間という番組のサイトを見て、バックナンバーから去年の鉄分補給スペシャル3の内容を見てみたら、デッドセクションの方と折尾駅の案内係の方は見覚えがある。そう、知らず知らずのうちにこの部分は見ていたのだ。が、しかし、他の方の事は覚えていない所を見ると、あっさりチャンネルを変えてしまったのか???

無理でしょ?

 最初、メールを頂いた後に番組のHPで昨年の鉄分補給スペシャルの事を見たら、鉄道ファンが大勢来ていたと言うような事だったので、あれ?スタジオの鉄道ファンとして呼ばれるの????とちょっと混乱する。
 そうだよなぁ、俺が前に出て話す事なんてないもんな!と自然に納得できたのだが、それにしては出演という言葉もあり、ちょい戸惑っていたが、いずれにしてもカメラに写る事は全く無理。ネットで叩かれた経験のある方ならわかると思うけど、疑心暗鬼になるのよね。
 だから、前に出て何かを語るとなったら、ちょっとお断りしようと思ってました。

熱中時間のDVDを購入して番組を知る事に

 とりあえず、こういう相談を受けた以上、その番組についての知識が無いと先に進まない事から、熱中時間という番組を見ようと努力してみたが、いつやってるのかわからない上に、もともと私は普段テレビなる物を見ない。
 見ないと言うのは語弊があるかな。アルプスの少女ハイジやら銀河英雄伝説などはケーブルテレビで見るからね。でもリアルタイムで番組を見るんじゃないんですよね。パソコン録画しておいて、必要なときに何かの作業をしながら録画映像を見るんで、テレビを見てるという感覚はあまり無いです。結局、熱中時間をしている時間帯に家に居る事は少なく、リアルタイムには見れない上に、通常BSなんてのにチャンネルは合わせないから、見ようと思えば見れただろうけど、なかなかうまく見る事ができなかった。
 しかし、幸いな事に「鉄分補給スペシャル1と2」のDVDが発売されていたので、早速アマゾンで取り寄せてみた。番組の内容がわからないのに、その番組の出演依頼に対して無責任な回答も出来ないかなと思ったからだ。
 見た感想は、皆さんスゴイ人が多かったものの、熱く語ると言う割りには個人個人が話をしている時間が少ない印象を受けた。司会は薬丸さん、そうシブガキ隊のやっくんだ。すげー。で、副所長に中川緑アナウンサー、それに研究員として大山さんと平山さんと教授がいる。悪いが私は芸能界には疎いので全く知らない。そもそも平山あやのあやという部分に反応し「あやや」ってこの娘なのか?と思ったほどの芸能界音痴だ。で、この人達の質問に答えていく形で進んで行くのか・・・って事は自分が好き勝手しゃべれるもんじゃないなぁ。。。。
 最初の感想としてはそんな感じだったかな。もう少し詳しく知るために、各熱中人の紹介時間と、その間のロケで映像が流れる時間とスタジオで語る時間などを抜き出していく。結構、ロケ映像が多く流れるケースが多いので、スタジオで熱中人が語れる時間は、本当に一握りの時間しかない事がわかった。

が、しかし・・・気持ちが変わった理由

 番組の構成上、かなり個人個人が語れる時間は少ない事がわかった。顔出しのリスクを考えるとこの出演時間で的確に言いたいことが語れるのかをかなえた時に、私にあまりメリットは無いという結論はこの時点でも出ていた。
 私には一昨年、運転理論を元に103系の性能をシミュレートした後から、103系の汚名返上という目標があり、そのために1950〜1960年代の資料を集めたり調べたりしてきた。このことを熱く話したいのだが、それが話せるのかどうか、しかも少ない時間(一人10分枠として話せる時間は数分)でその部分を話せるのか?
 最初は「無理」と思っていたのだが、こんなチャンスは二度と無いと言う風に考えが変わってきたのも事実で、それなら少し前向きに考えようかと言う風に思ってきた。
 7月末の段階では前向きな返答をしているので、自分の中で無理と思っていた時間は良く考えると比較的短かったのかも知れないが、とにかくこの時期にDVDを見ながら損得計算をしていたのは間違いない。
 とは言うものの、実はこの7月末の段階では、まだ前に出て話をする人(この頃熱中人という単語は私の中では浮かんでこない)なのか会場で盛り上げる鉄道ファンの一なのかは良く判断できていなかったりします。ちゃんと確認しておけよと言われるかも知れないけど。。。。(そのわりにDVD買ってやる気満々やん)
 で、7月30日の返事の際に「これだけは言いたい」という部分は既に主張していたりします。その103系の汚名返上が少しでも出来ればという部分が自分の中では顔出しというリスクより上であると判断したと言う事でしょうか。

熱中時間鉄分補給スペシャル2009 11月23日21:00〜22:29 BS2

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